ディケンズ「ニ都物語」と日本経済
 
・それは善き時代でもあれば悪しき時代でもあった。
・知恵の時代でもあれば愚痴の時代でもあった。
・希望の春でもあれば絶望の冬でもあった。

○ディケンズ「二都物語」の日本経済へのマッピング

・ITは知恵の極みだが、バブっているIT関連株は愚痴の極み。
・企業収益の改善は希望の春、賃金削減は絶望の冬
・IT投資よりリストラが大切?
・IT投資の伸びが1〜3割でも安全地帯は同じ
・ITよりもリストラの度合いが重要
→企業の規律促す株式市場の二分化
・IT投資が活発になっても労働市場と個人所得の改善になっていない
・株価は上昇しているが、上昇銘柄数は逆に少なくなっている
・株式市場では「ITと非IT」「非ITの勝者と敗者」という二分化が起こっ ている