日本CCのｲﾝｺｰｽ17番ﾛﾝｸﾞﾎｰﾙはいつの間にか筆者にとっての鬼門となってしまった。右のOBを嫌がり、左の林の中へ。左の林が嫌なので最近は右へのOBが多くなってしまった。このﾎｰﾙ以外は、ｽﾄﾚｰﾄ系の良い球が多いにも関わらずだ。

　そもそもこのﾎｰﾙは250ﾔｰﾄﾞ近辺の左側に大きな木があり、球の落ち所によってｾｶﾝﾄﾞが攻めにくくなる。ﾅｲｽｼｮｯﾄをしてこの木の後ろ（ﾌｪｱｳｪｲ左側）から打つのは止めたいという意識がいつも働いている。

　ﾌｪｱｳｪｲ左の大きな木方向は避けることが体に沁みついており、その結果としてやや右方向へのｼｮｯﾄを狙うと、そのままOBﾗｲﾝを超えてしまう。ならばとそれを避けるため左方面を狙うものの林の中へ一直線。まさに八方ふさがりの状態でﾃｨｰｼｮｯﾄするわけで、ここ2-3ﾗｳﾝﾄﾞは、そのことに気づかず思い切りの悪い打ち方の繰り返し。

　昨日も右にOBを打ち、左の林の中にも打ち込み、鬼門通過のための厄払いを済ました気分。要するに左の大きな木は存在しないものとして、そこを狙うことにやっと気づいたのです。早い話初心に返ること。今後はこの鬼門は消滅させることにします。

（追伸）この17番でﾀﾞﾎﾞやﾄﾘを打っても全体のｽｺｱが悪くなるわけではないのです。つまり、全体的には体の切れが良くｽｺｱもそこそこ。この鬼門解消は、今後の日本CCでのﾗｳﾝﾄﾞを楽しませてくれそうです。