入院奮闘記 161031

東京慈恵医大に人生初めて入院生活

【発端】

近所の街医者による年一回の胃カメラによる検査
検体を調査するも癌ではないが・・・大きな病院で精密検査を受けなさい
ということで、慈恵医大に紹介され再度チェックしたところ
初期の胃癌と判断され、手術と相成りました



【ESD】

手術といっても胃にメスをいれるわけではなく
内視鏡で切除するESDという簡易な?治療
Endoscopic Submucosal Dissectio;内視鏡的粘膜下層剥離術


胃カメラによる検査と同程度の手順であろうと軽く見てたのですがとんでもない
手術室で多分2時間過ごしたと思われます
その後は、手術された部分を中心に鈍痛が続き
術後はベットの中でそのまま苦しみ続けました

【入院場所】

1週間過ごしたのは、御成門駅下車徒歩5分の慈恵医大
便利な都心にありお勧め?です

  

  
私の入院塔は右の13F

【入院生活】

入院初日にラベルを腕に巻かれ病院管理の隷属となりました



病室は希望通り差額料金のない六人部屋で一安心




何をするにも大変便利です
寝たままでいろいろなところに手が・足が届きます
ベットも電動で頭の部分も足の部分も上げ下げ自由
トイレや洗面台はすぐ隣
同室の方の鼾や寝言と仲良くできればですが(笑)


差額2万円前後を払う余裕があるなら
ビジネスホテル並みの独り部屋を利用できます(私には無理)

【明るいナースステーション】


ナースステーションはオープンスペース
職員の動きが良く見え、彼女らの自発的な工夫で明るい雰囲気が醸し出されています



ハローウィンの時期だったので院内の至る所で目にします
病院らしからぬ場を明るくします

【主治医】


私の主治医である炭山和毅さんについてご紹介します
東京慈恵会医科大学附属病院
内視鏡部 診査部長
30名程の内視鏡部の責任者のようで内視鏡を利用した診断・治療が専門
ゴルフがお好きでシングルプレイヤーとのこと
いずれは一度どこかで御手合わせしたいところです

【点滴】


問題は点滴。術後、食事はとれず点滴が食事替り。
これを三日間、四六時中つけておかねばならず
トイレに行くときも、顔を洗うときも、寝ているときまで一緒
衣服を着換える時には一旦外さなきゃならずナースコールの世話が必要

冷遇どころか厚遇されることもありました(笑)
麻酔をかける手術故に院内の移動は看護師さん付添いの車椅子
手術室からはベットに乗せられたまま病室へ
歩けば済む話も大げさなことをしてくれますが、規則だそうです

【健康に良い病院食?】

1週間同じベットで日々変化する病院食をいただきましたが
最後は結局飽きましたね(笑)


【配膳機材】

  
食事を運ぶ配膳装置はパナソニック製
配膳直前までの保温、食事終了後は患者自らがここに収納、とても合理的で便利

【手術の結果】

入院四日目で主治医から正式な説明を受けました
切除した部分の分析によれば、粘膜下層にまで癌は及んでいなかったとのこと
傷口も綺麗に塞がれていること
とはいえ、退院したら二週間後、3ケ月後、6ケ月後、1年毎に検査を受けるようにとのこと
ゴルフも飲酒も再開は退院二週間後とのこと
ほっと一息です