21世紀のリーダ3つのタイプ
○経営学における人のスキル
・その会社だけに通用する限定的なスキル:NTTの幹部
・どこでも通用する一般的なスキル→よその会社にも売れるスキル:NTTに少ない人種

○現在の企業の考え
・新入社員が定年まで働きつづけるような経営の安定を保証することはできない
・社員にとって一般的なスキルを持つことが自衛になる
→そんな人材は社内で妥協することなく意思決定力を高める

○かつての企業
・社内の特定の仕事でナンバーワンになること
→税務でNo.1、税理士資格も持っている、パケット技術に精通している云々
○今の企業
・社内のトップであるだけでなく、業界でもトップクラス
○NTTの場合
・従業員をローテーションでいろいろな部署にぐるぐる回している
・これはプロスキルを持ちにくい
・1つの基軸となる部門でローテーションしないと他でも通じる専門スキルは育たない

○経験則
・人のスキルの7〜8割は他社でも通用する

○これからのリーダ像(経営者、部課長、学者のヒアリング結果)
・新しい付加価値を生む事業の仕組みを作り実行するタイプ
→NTTの場合、中途採用したNTTプロパでない若者(ドコモの松永さん?)
・顧客を開発し営業成績を上げるタイプ
→NTTのソリューション事業部隊にはたくさん存在
・各部門のプロ:人事、経理といったサポート部隊
→人事部のような方々(半分皮肉をこめて)

○私見
・ジェネラリストでありプロフェッショナルである生き方はもはや不要
→入社したてのころ、これをいわれて理解に苦しみました
・プロフェッショナルであるからこそ、ジェネラリストに成長して行く
・ジェネラリスト(霞ヶ関OB)がプロフェッショナルにはなり得ない
→今度NTTにはジェネラリスト松野さんがVPとしてお見えになる
・今の日本で問題なのは、自分でどれがよいか決めない優秀者?が多いこと
・皆マニュアルにはなんと書いてあると質問する
・そんなものは自分で決めよ、自分の生き方はマニュアルに従うものではない、自分で決める決断力が大切