グリーンをどう読む?


●ベントと高麗

ベントグリーン、高麗グリーンなどにより読み方は変わります。
最近はベントグリーンに統一するコースが増えているようです。
ベントと高麗の本質的な違いは最後の一転がりでしょう。
ベントは球足が使え急ブレーキがかかることはありませんが、高麗は
順目、逆目によらず最後の一転がりがありません。
逆にベントの場合、3パットしやすいといえます。
高麗は強めに打てる限り2パットでおさめやすいといえます。
話は反れますが、セカンドでグリーンを狙う場合、
高麗の場合直接オンさせないことが肝要です。
芝が硬いために球はなかなかとまりません。


ワングリーンとツーグリーン

日ごろ見かけるコースは本グリーン、サブグリーンといっているように
ツーグリーンが多いと思いますが、コースによってワングリーンのコースもあります。
日本オープンなど公式戦はワングリーンであることが義務付けられているようです。
運良く/運悪くワングリーンのコースでプレイされる場合のアドバイスです。
ワングリーンはツーグリーンよりもたいへん広くナイスオンしやすいのですが
間違ってピンから遠い地点にナイスオンさせてしまうと
3パットや4パットのお世話になります。
このような場合はナイスオンせず寄せワンを狙うのが正解です。


山岳コースや海浜コース

富士山の麓のコースや海のそばのコースなどでは傾斜よりも
芽がきつく傾斜の反対側に曲がってしまうことも少なくありません。
こうした場合はキャディーさんのアドバイスを尊重してください。


凍結グリーン

寒い冬、グリーンに霜が降りているときがあります。
昼頃には完全に融けるのでしょうが、
カチカチのグリーンをどう攻めればよいのでしょうか。
 グリーンに直接オンさせると間違いなく大きく跳ねあがり、
ボールはグリーンからこぼれてしまいます。
ですからグリーン手前から攻めるしかありませんね。
苦労してグリーンにのせた後いざパッティングすると
予想に反してボールが転がらないのです。
これは、摩訶不思議。
 凍った状態では、実は芝がしっかり立っているため、
ボールは思ったほど転がらないことをぜひ憶えておいてください。
強めのパットが良いでしょう


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